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有限会社ハストワのネットワーク|中途失明者・中島敏明氏の手記<4>

 

視覚障害者の歩行中の脅威(きょうい)とは?!

 

※このページは『中途失明者・中島敏明氏の手記<3>』の続編です。

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また、線路への転落事故も後をたたず、ホームは非常に危険な場所の一つでもあります。視覚障害者の歩行中の脅威はいたるところに・・・
視覚障害者がホーム上を移動するためには、一番線路側の
点字ブロックをつたうことしかないからです。

 

ホームの真ん中には、待合のための場所、売店、柱、階段などなどがあり、そこに多くの乗降客がひしめき合っている中での移動は
非常に困難です。


この点字ブロック上に人や物があったらどうでしょう。

 

回避するにはより線路側にまわり込むしかない場合もあるでしょう。
実際、私もこの状況下で転落し、重症を負ったことは前述したとおりです。
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また、どの鉄道にも優先座席がもうけられていますが、さて、はたしてきちんと機能しているでしょうか。


視覚障害者の歩行中の脅威はいたるところに・・・

 

視覚障害者の歩行中の脅威はいたるところに・・・ 駅員がホームもふくめ、高齢者、障害者、妊婦、
小さな子連れ客などをこの優先座席まで、誘導することが
一番望ましいことですが、それだけの人員を確保するというのはすぐにはできないことかもしれません。


そこで、一人一人が、はずかしがらずに、声をかける勇気を持って、ゆずり合い、助け合い、思いやる気持ちが何よりも
大切なことであり、自分の心を耕すことにもなるはずです。


ハード面の整備も体節ですが、最も大切なのは、一人一人の心根だと思っています。

最近、だれもが健康、安全、生きがいといった、お金では買えないような物に価値を見出すように
なってきたと感じませんか。


では、どうすれば、このような生活を実現できるのでしょうか。
私は、お互いに、他人を思いやる心。そこから生じるふるまいに、その答えがあるとの信念を持っています。
私自身、ここまで生きてこられたのも、多くの方々の支えがあったからです。
今となればこの『障害』というものから、多くのことを学び、感謝できるまでになりました。


『逆境は人を強くし、やさしくしてくれる材料になる。』


そんなふうにも思います。


母に感謝

 

母に感謝そして、一番下の弟が生まれてすぐ父は他界し、以来、女手一つで、
私たち男兄弟3人を育てぬいてくれた母に無限の感謝の思いです。
父が亡くなったのは、今の私の年齢と同じ38才でした。

亡き父のためにも、人のために役立つ一生でありたいねと
いつも妻と語り合っています。
このかけがえのない、妻と3人の娘たちに感謝し、
また尊敬し、大切に守っていきたい。
心からそう思っています。


だれしもが、平和を願い、幸福を望んでいるはずです。
国家と国家であっても、元をただせば人と人、心と心の交流に帰着します。
皆が地球市民、地球家族という意識に立てば、実現不可能なことではないと思います。

私もハストワの理念に深い感動を覚え、心から賛同し、
共によりよい社会をと目標に向かって進んでいる一人です。
蓮は汚泥の中で美しい花を咲かせます。

そして、他の花と違うのが、蓮は花と実が同時にできるという特徴もあります。

人生に譬えると、頑張った結果は後にではなく、今その時に実っているという証にも用いられるのです。
現在の状況を嘆くのではなく、今心を前向きにすれば、自然に未来も明るくなると信じ、
私は自分の人生を喜んで歩んできました。


そして、これからも何があろうとも、この考え方は変わらないと思います。

一生涯は間断なき、自分への挑戦だと思っています。
ハストワの山本様をはじめ、多くの方々に支えられている温かさを胸いっぱいに感じ、
感謝の道、幸福の道を胸を張って堂々と歩み続けていきたいと思っています。


私の手記をご掲載いただき、誠にありがとうございました。

また、最後までお読みいただいた方にも心よりお礼申しあげます。


文章提供:中島敏明氏

 

 

(転載年月日:2009/3/18)

 

 

 

■お問い合せ窓口

この手記は、中途失明者である中島氏のものです。
そのため著作権は中島氏に帰属します。

また、この手記を掲載しているのは、有限会社ハストワのネットワークを広げ、よりよい社会を実現するための理念に賛同された中島氏と、中島氏の行動力に賛同するハストワの相互協力によるものです。

 

詳しくは左記ハストワ事務所「担当:山本」まで、お気軽にお問い合わせ下さい。