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有限会社ハストワのネットワーク|中途失明者・中島敏明氏の手記<2>

 

※このページは『中途失明者・中島敏明氏の手記<1>』の続編です。

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私の心を苦しめ続けた、「あるできごと」

 

不完全な未整備の道路や駅ホーム

話は換わりますが、普段、外を歩いていて危険だと感じるのは、
不完全な未整備の道路や駅ホームです。

これまでも、数え切れないほどの大小の怪我をしてきました。


さかのぼること9年前の1999年5月15日、JR大阪環状線、天満駅で、ホームから線路に転落し、左ひじを骨折する重傷を負いました。


この時、混雑していたホームに、点字ブロックを塞いでいた人があり、
これを避けようとして、転落しました。

 

翌日の読売新聞(1999年5月16日、読売大阪、社会14版31頁)には、脚色を加えた、感動的な救出劇として報道されました。


この誤報記事は、本年(2008年9月10日、大阪版27頁)の訂正記事まで、私の心を苦しめ続けました。

 

新聞には誤報が掲載された紙上には、客観的事実として、次のように記載されています。
(一部抜粋)


 『<意外な事実>点字ブロックに人、白杖接触、回避の末。
男性は大阪市天王寺区の中島敏明さん(38)、事故は同月15日夕発生した。読売新聞は翌日朝刊で報じたが、記事では、転落原因について、中島さんが、点字ブロックに気付かずに落ちたとした。


しかし、再取材の結果、中島さんは何度も同駅を利用したことがあり、点字ブロックの存在も知っていたことが分かった。中島さんによると、事故当日も点字ブロックに沿って歩いていたところ、点字ブロック上に立っていた乗客がいた。前方を確認するための白杖がその乗客の足に触れ、回り込もうとして転落したのだった。
一方、この乗客も読売新聞の再取材に「自分の足に触れたことは間違いないが、それが転落と関係があるとは当時は思っていなかったと話した。』


と、なっています。ちなみに私が取材を受けたのはこの時が初めてです。
(より詳細は、読売新聞バックナンバー・またはコピーサービス(有料)をご利用ください。)


このような視覚障害者を取り巻く事件、事故について、私が常に思うところでもあり、広く知っていただきたいことなどを次に記しておきたいと思います。

 

『中途失明者・中島敏明氏の手記<3>』へ続きます。

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(転載年月日:2009/1/28)

 

 

 

■お問い合せ窓口

この手記は、中途失明者である中島氏のものです。
そのため著作権は中島氏に帰属します。

また、この手記を掲載しているのは、有限会社ハストワのネットワークを広げ、よりよい社会を実現するための理念に賛同された中島氏と、中島氏の行動力に賛同するハストワの相互協力によるものです。

 

詳しくは左記ハストワ事務所「担当:山本」まで、お気軽にお問い合わせ下さい。